事業所向けIP電話装置の取替え

《序章》
再度、ネットワーク機器「Netcommunity」 VGシリーズとOGシリーズのお話です。
IPv6(IPoE)を利用するのに、VGシリーズとOGシリーズの機器を取替えなけらばならないか?
取替えにはNTT(116)へ電話又はWebで申込み、有料工事となります。
以前にも書きましたが、VG/OGシリーズはファームウェアアップデートで、下部(LAN側ポート)に IPV6対応のルータを設置設定すればインターネットに接続できます。
インターネットに接続する設定はプロバイダ契約により異なります。
設定が不調な場合はルータがIPV6未対応か、ファームウェアアップデートの失敗が考えられます。
ファームウェアのアップデートは故障扱いにはならないようで有料工事となる場合がありますので、 新しいOGシリーズに替えられた方がよろしいかと思います。

VG/OGシリーズの取替えが必要となる場合
接続先がインターネットのみではなく、拠点間リモートや病院等で導入されている資格認証で センタと接続する場合です。
本体のWANインターフェスのセキュリティーの制御が必要なためです。
VGシリーズとOG400X/800Xのバージョンはファームウェアアップデートで機能が動作保証外となります。
OG410X/810Xはセキュリティーの制御できないのか?
OG420X/820Xはセキュリティーの制御は可能(動作検証済みとのことです)
《IPv6 WAN側のセキュリティー》
OG420X/820Xの本体にログインします。

(A)ログイン方法は「事業所向けIP電話の装置 ユーザーパスワード」を参照してください。
(1)OG420X/820Xの本体にに接続したパソコンで Webブラウザ(Google Chrome)を起動する。
(2)Webブラウザ(Google Chrome) のアドレス欄に「http://ntt.setup/」または「http://192.168.1.1/」と入力し、 「Enter」キーを押下します。
(3)ユーザー名とパスワードを入力し[OK]をクリックします。【注意】始めてログインする場合(A)を参照の事
左の画面が表示されますので、画面の左のメニューから[ルータ設定]→[WAN インタフェース設定]→[WAN]とクリックしていきます。
【注意】
・「v6 セキュリティのレベル」は「資格認証(顔認証)」で「無効」が必要と伺っております。
・「攻撃検出」外部からのアクセスすることになるので、リモート(VPN)等のアクセスを攻撃と検出しないようにします。
セキュリティ設定はご自身の責任に負いて実施してください。
[v6 セキュリティレベル](初期値:標準)v6 セキュリティのレベルを指定します。
◎無効
・標準
・高度

[攻撃検出](初期値:有効)攻撃検出機能を利用するかどうかを指定します。
◎無効
[SPI](初期値:有効)ステートフル・パケット・インスペクション はネットワーク構築次第か?
設定が不調な場合のみ
◎無効
[設定保存]をクリックします。
終了です。下部のルータ設定を実施してください。

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